たまーにですが、

「子どもが、『先生に怒られる』といっています」と、保護者の方から言われる事がある。
んっ?怒った事はないぞ?
と、疑問なのですが‥。
しかし、ようやくその疑問が解けました。
「怒られる」と訴えるお子さんは、必ずといっていいほど授業中考える事を放棄しているお子さんです。
そこで私は授業中、手や頭が止まっている子に「考えてね」「どうしたらいいかな」「直角はどこにあるかな」「先週、同じ問題をしたよ、どうやったかな思い出してね」など、自らの頭脳を使うように声がけまします。
それに対して「わすれた~」「むずい~」「わからへん~」と、問題解決方法をこちらに提示せよという視線を送ってくるのです。
このようなやり取りを「怒られる」という表現でお母様に訴えるようです。
お子さんとの会話でわかったのですが、日常お母さまやお父さまに怒られる時
「どうしてそんなことしたの!ちょっとは考えなさい!!」
とか、「考えて行動しなさいよ」とか、もう少しやんわりおっしゃる方でも「それでいいのかな?どうしたら良かったのかな?」などと、いう言葉で叱っているようです。
ですから、自分で考える事=怒られる時
の公式が出来てしまっているのです。
いやー、これに気づいた時、私は恐怖を感じました。
考える事を、嫌な事と結びつけてしまっているのです。
これでは自分で考えようという意欲は出てこないでしょう。
さらにその傾向が強いのは、解き方を覚えこませてプリントを処理する方法をとる教室に通っていたお子さん達です。一見プリントの問題が解けるようになるので賢いお子さんに見えます。
例えば、KやS。そして、手で数を勘定させるGなど。
でも解き方を覚えこませる方法は、体の治療にたとえると対処療法のようなもので根本(頭脳)を良くしていません。
幼い頃は、考える事が好きになるようにしてあげることが最優先だと思います。