人工知能(AI)の発達が目覚ましいですね。

特に翻訳に関しては、これまでグーグル翻訳などお笑いネタを探すためにあったような、お粗末な翻訳だったものが、グーグル内では意訳までできるようになってきているそうです!

今のAIの発達をみていると、まるで人間の脳みそを一生懸命転送しているようで怖いです。

人間は一人の人が考える容量は限られていますが、人工知能は際限なく増設できるわけですから…

AIが完全に意訳ができるようになるのはまだまだ先、プログラマーとして有名な清水亮さんによると、「まだまだ先、5年か10年くらいの間には…」とのことです。

えぇ~、パズルクラブの子供たちが中学受験~大学受験のことじゃない。

いま、皆さんがいろいろ検索したりしているときにも、AIはどんどん翻訳に最適な言葉を勉強しているのだとか。

Siriやコルタナとお話しするたびに、和ませておりましたが相手はこちらの言葉をヒントに言葉の使い方をどんどんマスターしているのです。

どうなっていくのでしょうか、人間の立場は。

ということで、言語の学び方について考えました。

レベル1 親世代の就職では、「英語が使いこなせること」が大きな武器になった。

レベル2 現在の20~30代の人は、話せることだけでなく、英語を使って何ができるかで職場を選べるかどうかとなった。

レベル3 10代以下の子たちが4社会人になるころは、英語が就職などに役立つ時代は終わっている。

と予測されます。

例えば国家間のやり取りなど、重要な場面では話者が英語が話せたとしても、微妙なニュアンスもありますので、必ず通訳が入ります。

この通訳者が、今後はAIにとってかわるのは言うまでもありませんね。

そして、今はコミュニケーションツールとして英語を学ぶ必要がありますし、中学・高校だけでなく、これからは小学校でも英語教育が本格的にスタートしますから、もちろん学ばなければいけません。

しかし、今の10代以下の子供たちが大人になるころには、おそらく英語を話す技術は必要なくなるでしょう。話す相手がアメリカ人であれフランス人であれどんな言語でも、AIが最適な言葉で瞬時に翻訳してくれることになるでしょうね。

では、これから人はなんのために言語を学び続けるのか。という問題に突き当たります。

今まで、外国語を学ぶ目的が『コミュニケーション手段』ということであれば、その役割はすでに終わろうとしています。

私は、これから言語を学ぶ目的は、深く思考するための手段・ツールとしてのものだと思っています。

2言語、3言語話す人よりも、1言語を深く広く知っている人が重要視されます。

とすれば、どのような言語がいいのでしょうか。

奥深く心理が見えてくるような言語となりますね。

私はその一つに『日本語』があると思っています。

色の名前・天候の言葉・心の機微、様々な表現が日本語にはあります。

以前、阪神淡路大震災で、オランダの放送局の取材を受けたことがあります。

人々の様子、物流、人の心の変化などを話しましたが、通訳の方が苦労していました。

心の表現がオランダ語にないことが多く、ラジオでしたのでそれを説明するのにたくさんの言葉を使って翻訳ではなく説明をされていました。

そんな経験もあり、日本にいる子供たちは今恵まれているなと思います。すばらしい言語を使って生きているのですから。英語を学ぶのも今の学校の勉強を考えると必要だとは思いますが、日本語をさらに大切にしてください。