サル目ヒト科ヒト属に属する動物で、高度な知能を持つ大型のサル。

それが『人(ひと)』です。

※今日は独り言のようなものですので、興味の無い方はスルーしてください。

動物の分類学上は、「人」はサルの仲間であり、サルから進化した別の生き物ではありません。

身体能力で言えば、飛ぶこと、跳ぶこと、走ること、泳ぐこと、柔軟性、木に登ること、嗅覚、聴覚、視覚そのほとんどが他の動物に負けています。

人が他の動物より優れているのは、触覚、思考力くらいではないでしょうか。

暗記力などは人の能力の中で、一番レベルが低いと私は思っており、他の動物に負けることも多いですね。

さて、「人」は、二足歩行することによって大きな脳を得て、両手を自在に使えるようになったことで道具を作り今のように発達してきたと一般的に言われていますね。(垂直に立つだけなら、カンガルーの方が数倍優れていますから、やはり手が器用に使えることがおおきかったのでしょう)

その優れた触覚と思考力によって地球上の動物の頂点に君臨しているのです。


しかしながら、ここ最近「人の地位」を脅かすものが出現してきました。

なんでしょうか?

エイリアン?ゾンビ?地底人?

いえいえ、人工知能(AI)です。

身体能力は他の動物より劣っていようとも、考える力でこの地球の頂点に立つことができた『人』ですが、今その地位を自ら作り出した人工知能に譲ろうとしているように思えてならないのです。

人の能力の中の一番低いレベルにある「暗記力」は、とうの昔にただのコンピュータレベルの機械に追い抜かされました。

「学ぶ力」も、20年くらい前でしたでしょうか、時間はかかるもののチェスで色々な手を学び取りながらコンピュータが人に勝ったことを覚えています。

そして今、「考える力」つまり学んだことを基にして自分で創造していく力が、コンピュータの延長線上にある人工知能についてきました。人がルールさえ教えてやれば自分で考えて最良の答えを導き出せるのです。


変な言葉ばかりを発するのでマイクロソフトの会話人工知能が公開後16時間で公開停止したという話しもありましたが、元になる原理原則さえきちんと教えてあげれば、自ら思考し対処することができるのです。

例えば、ボードゲームであれば最小限のゲームのルールを教えてあげるだけで、人工知能は何度かゲームをするうち、どうすれば勝てるのか「勝ちパターン」を学び、そのパターンになれば間違うことなく責めてきます。

お買い物のレジにも人工知能があり、「ほとんどのお客さんがパンを買えば牛乳も買う」などのように、行動パターンを読むので、「パンの横に牛乳を陳列するように」係りの人間に命令してきます。

このように思考が出来ても、それを実現していく体がなければ人の手が必要になると思われるかもしれませんが、そちらのロボット開発も目覚しいものがあり、人工知能が(人より身体能力が高い)体を自由に動かせる日が近そうです。

それに「人」は、お日様の光や水、空気、食べ物が、他の動物と同様に必要です。

が、人工知能は水も空気も食べ物も必要ありません。太陽の光さえあればそれをエネルギーに替えてずっと存在し続ける事ができるのです。

『人』の存在意義が危うくなってきている今、私たちは何を考え、どのように生活していかなければならないのでしょうか。

ゲームばかりしていると、人工知能にとっては「エネルギーを無駄に使う者」と認識され人工知能に叱られる時代がやってくるかも知れませんよ。

100年後の未来の辞書には、人工知能(AI)は、大型のサル(人)が創造した、地球上の「生き物」と記載されているかもしれません。その頃の人は‥完全に感情を学んだ人工知能のペット?それとも絶滅危惧種?

人工知能が囲碁で人に勝った今年、地球上の王の座を人が人工知能に譲り渡した年となるのかもしれません。というのも、これまでのチェスや将棋と違い、とても奥の深い囲碁だけは人に勝てないとされてきたからです。しかも、人の考えないような手をどんどんと展開しての勝利でした。

あなおそろしや・・・

これからは私たち人間の子孫と人工知能がどのように共存していくのか、真剣に考えていかなければならないと思います。