世にブラック企業があるといいます。

その企業はこんな事をします。

ブラック企業の手口

1.最初は優しく、理想と夢を語る
2.いきなり厳しく接する
3.目標までのタスクを与える
4.恩を着せ、負い目を感じさせる

子どもの芽を摘む親の手口

1.優しく勉強(スポーツ)に誘う

2.ちょっとした間違いを捉え、いきなり厳しく怒る

3.目標までの課題を与える

 既に怒られて判断力の無くなったお子さんは、それがありがたい指導(頼れる道しるべ)だと思い込む。

 しかしその課題はぎりぎり出来る量で寝る時間を削られるので、心身ともに疲弊する。

4.「出来ないあなたのために時間を割いて指導している」と、恩を着せ子どもに負い目を感じさせる。

どちらも洗脳し、思い通りに動かす。

その結果、社員(お子さん)は、どんどん自分で判断できなくなる。

このように恐怖心で支配して、お子さんを指導してはいけません。
ロボットのようなイエスマンを作るだけです。


たいてい学生時代、勉強が良くできた親御さんがよくしてしまう間違った指導です。

お子さんを指導するには、答えを誘導(ゆうどう)してしていってはいけません。
誘導は、お子さんではなく親御さんが頭脳を使っているに過ぎないからです。

勉強を見るときは
「こうしてはダメだ。こっちだろう?」
では無く
「どう考えるんだったかな」
とアウトプットを促し、お子さんが自ら思考の道筋をつけられるように促してください。
つまり、お子さんの頭の中に『思考回路をつくる』という感じで指導してくださいね。

ご自分のお子さんをつぶさないように、伸びる芽を摘まないように、お願いします。

そうそう昔、理科で電気回路って習いましたよね。
どんな回路で電流を流せば電球がより明るく輝くか。
お子さんの思考回路も、どのような回路ならより輝けるかを自ら探れるように促しましょう。

教室を入ったところに、優秀児のプリントを何枚か貼っていますが、その中にピンクの付箋をつけているものがあります。

「積み木積む」という思考力プリントです。
あるお子さんが、何日もかけて答えを出しました。
何度も何度も書いたり消したりしたので、穴が開いています。

宿題プリントでしたが、親御さんは教えることなく見守り励ましたとのことです。
そうするうちに、そのお子さんは思考の手順を身につけていかれました。

逆に、思考力プリントの解き方(テクニック)を教えられてしまったお子さんは不幸です。
なぜなら、そのタイプの問題では自分の頭をよくすることが出来ないからです。
親御様だけでなく上の学年のご兄弟がいらっしゃる場合も気をつけてくださいね。