子ども達が大人になった時、その街並みはどんな風景なのでしょうか?

時々、そういう想像をする事があります。

私がいつも思い浮かべるは、ハリウッド映画の中に出てくるような殺伐としたものではなく、
なぜかデザイン的に美しいビルに、緑がたくさん植えられているものなんですね。
で、ふと現実にもどると、そんなわけないかと思い直し、やはりハリウッド映画のような荒廃したビル、ゴミだまり、戦争の傷跡‥そういう未来への道を歩いているよね。と、悲しく思っていました。

私が緑(植物)と美しいビルがコラボレートした未来像を想像してしまうのは、
一つは鉄腕アトムに出てくるビルの形が影響しているかもしれません。
そして、アナウンサー時代に取材した神戸の「ビルの上に庭園」を作ったお家の印象が強く残っているからかも。

また、「草屋根の家」といって、女性の建築家だったと思いますが、家の屋根に芝生のような植物を植えて、最上階の暑さを和らげる技法にえらく感動した事があったからかも知れません。

前置きが長くなりましたが、近い将来「ビルに住みながら生きた植物の恩恵を得る」という時代が近々来るかもしれないという話です。

私が説明するよりもよろしければ↓をご覧ください。

http://tabi-labo.com/147514/plant-for-electricity/

http://plant-e.com/

『植物の根に集まってくる微生物によって発生する電子を使い、電力を作る』
奇跡のエネルギー生成を発見したのは、オランダの女性達だそうです。

すでにオランダでは、道路のガードレールにこの植物発電が使われているようですよ。
一番右側の写真がそうです。
Photo

植物発電には植物と微生物と水が必要なようで、日本の水田などは非常に適しているかも知れませんね。

そうなれば日本の水田で発電が出来るわけで、日本は外国に頼らずにエネルギーをまかなえるかも。

工場や病院なども、敷地の○パーセントを植栽化しないといけないと、きめられているわけですから、そこで発電すれば一石二鳥です。

現在、このplant-MFCでは、1平方メートル当たり0.4ワットの電気を発電させる事ができるのですが、今後は1平方メートル3.2ワットの電気を作る事が出来るようになるそうです。

100平方メートルなら発電量は年間2800キロワットに達するらしく、オランダなどの一般家庭の基本的な電力需要を満たす事が出来るようです。
家の屋上部分に設置すれば、屋根の広さにもよりますがかなりの電力がそれでまかなえます。
(なんだか、「ようです」とか、「そうです」の伝聞ばかりですみません。)

風力発電のように、振動で近隣に住まいする人が体調を崩す事がありません。

ソーラーや風力のように、お天気に左右される事もありません。

原子力発電のように放射能の心配もありません。

石油や石炭、ガスのように、地球を穴だらけにする必要もありません。

自分の家で発電するのですから、送電の必要もありません。

この技術は、植物を切ったり微生物を殺したりする事なくエネルギーを人間が利用できるのです。

というのも、植物が光合成で70%ほどをつかわずに根から放出する未使用の部分が、細菌によって分解され、それが発電の源になっているからなのですね。

植物の廃棄部分を人間が利用させていただく。
人間の廃棄物(肥え)を植物に撒いて栄養とする。(現在は化学肥料でしょうが)
持ちつもたれつのなんと素晴らしい関係なのでしょうか。

これが成功すれば、エネルギーによる戦争などもなくなるでしょうし、この技術が発展してほしいです。

水田が電力発電所になるのですから、JAさんあたりが本気で取り組んでくれないでしょうかね。

そして、未来の家が美しく、緑あふれる場所であるよう願っています。

この地球に人間がいなくなっても、地球は今とあまり変らないでしょうが、
植物と微生物がいなくなれば、地球の環境は大きく変化し、人間は生きていけないでしょう。

他の生き物から受ける恩恵に感謝し、謙虚に生きていきたいですね。