受験者を小さなグループに分けて、積み木などで一緒に遊ばせたりゲームをしたり、テーマに沿って協力して何かを作ったり…。

指示をきちんと聞いてルールを守って行動できるかどうか。ほかの子どもとの協調性はどうか。ということをテストされます。

いわば、学校から「こんなタイプのお子さんがうちは欲しいのです」と、言われているようなものですね。

『積極性があり、与えられたテーマに沿って自主的に考え行動できるお子さん』

『協調性があり、仲間に入っていないお友達がいれば、上手に誘って一緒に遊べるお子さん』

「集団」の中での対応に基づいて、「個人面接」を行ったりします。

運動テストでもそうでしたが、積極性(やるき)と協調性(社会性ともいいかえられます)が大切です。

社会に出ても、チームで一つの仕事をする場面は多く、小学校受験でも重視する学校が多いです。

 

ご家庭の中で、お子様を一人の人間として扱っていますか?

ペット化、着せ替え人形化することなく、お子様の考えや行動、そしてどうしてそう思ったかということをしっかりお話しして、時には家族の中でリーダーシップをとらせてあげましょう。

例えば、「今日は、○○ちゃんDay」と言って、動物園に行くのであれば、園内を周る道順を親御様が決めてしまうのではなく、お子様中心に話し合いで決めてみる。とか、今度、祖父母のおうちへ行くときはお土産を何にするかとか…。

お子様の意見をすべて聞くのではなく、お子様の計画がおかしければ、何がどうおかしいのかわかりやすく説明してあげると、人のお話を聞く練習にもなります。それは、自分の考えが別にあったとしても、人の意見を理解し尊重して、納得して沿うという練習にもなります。この時、時間がかかるかもしれませんが、頭ごなしに力づくで大人の言うことを聞かせるような行動をとるのはいけません。

積極性・協調性・社会性といった部分は、AIが台頭してくる未来の世の中で人間らしさを表現できる大切なところです。お子様の心が反発しないように、上手に練習させてあげましょう。

 

こういうことは、小学校受験をするしないに関係なく、ご家庭で取り組んでいただきたいことです。積極性・協調性・社会性を身につけた人は、私立小学校だけでなく、世界が求めるタイプの人ですから。そのうえで、先見性・好奇心・遊び心があれば、なおいうことなしです。