教室に通ってくださっている生徒さんのママからのメール

パズルクラブでは、ピグマリオンの教材を使っていますが、90分枠の授業では、カード教材をプラスして取り組んでいます。

このカード教材が秀逸で、心を育てたり、言葉を育てたりする内容です。

その90分枠(80分授業)に来てくださっている生徒さんのママから届いたメールをご紹介します。

(以下、引用です)

『毎回、授業の奥深さには驚かされますが、今回はなんといっても、生き物の分類でした。

まさに、この間の春休みに突然「動物ってどういう意味?」と聞かれ、動物好きの○○に心の中で「え?今さら?どうしたの?」と思いつつも、辞書を出してきて伝えました。

「虫、魚、けもの、鳥、貝などの自力で動ける生き物」とありましたが、私は「自分で動ける生き物だって~動物じゃないのは植物~」と伝えました。

この時点でダメですよね。

私の感覚では虫、貝は動物には入っていません。せっかく辞書を引いたにもかかわらず。

普段のちょっとしたことに、子供の語彙力を伸ばすチャンスがあるのに、子供からそのチャンスをもらってるのに、親の方が気づかずスルー‥

勿体無いですね~反省です。

カード教材恐るべしです(笑)

また、今週もよろしくお願いします。』(引用ココまで)

このお母様のお子さんは、「知りたい!」「どうしてなの?」という知識欲が旺盛で、たまに体調の悪い時はごねますが、そんな時以外はニコニコとして勉強に取り組んでいます。

お母様もお子さんのために、毎回授業を遠く離れながら(絵本コーナーのあたり)、メモを片手に見学されています。


さて、今回のカード教材は、「動物」「植物」「乗り物」などのカードが複数枚あって、それを仲間分けしていくものでした。

「くらげ」や「カタツムリ」「カブトムシ」なども『動物』です。

一般に動物絵本は、哺乳類のみが載っていることが多く、大人でも間違っている方がたくさんいらっしゃいます。

また『動物』と『植物』をあわせれば(一段抽象化すれば)、『生き物』になります。

こういう『具体』(固有名詞)から『抽象』という言葉の上げ下げが、スムーズに出来れば将来的には国語の記述問題は、得意で得点源にできるようになります。

つまり、記述問題では文字数が限定されますが、文字数が少ない場合は言葉を抽象化、多い場合は具体化すればいいのです。

よくある失敗は、文字数が少ないと、書かなければいけないことまで削ってしまい、文字数制限が多いといらない事まで書いてしまうのですね。

言葉の上げ下げは、幼い頃からのお母様の声がけでかなり鍛えられます。

ところで、プリントでは「仲間はずれ」という問題に、幼児期よく出会います。

物の絵がいくつか並べてあって、この中で仲間はずれの物はどれか当てる下のようなものです。

能力育成問題集28 仲間はずれ能力育成問題集28 仲間はずれ能力育成問題集28 仲間はずれ

以前にも書きましたが、この仲間はずれの視点を強化しすぎると、いじめっ子の要素が芽生えてしまうと私は思っています。

授業で使っているカード教材では、「ひよこ」は、『鳥のグループ』に分けたり、『黄色のグループ』に分けたりします。「トマト」は、『野菜』であり『生き物』であり『丸いもの』であり、『赤いもの』であります。つまり一つの物は、たくさんの属性を持っているということを教えます。

小学校受験などでは、このたくさんの属性の中から、並んでいる物を見比べてどういうグループわけをするのが最適かということを考えさせるわけですね。その中には季節感というものも含まれます。

分類分けは、幼児期に養う大切な要素ですが、このような形で「見方によっていろいろに分けられる事」を感じてもらっているのです。