来年度の計画の中に、「プログラミング」を挙げておりましたが、中止することにいたします。

私は、プログラミングの授業をするには
1、プログラミングすることの楽しさを感じられること
2、枠組み(プログラミング)のしくみが理解できるようにすること
3、自分でプログラミングできるようにすること
という計画を自分の中でたてていました。

しかしながら、それを実現できる教材を幼児小学生向けとして提供してもらえるところがありませんでした。
そのほとんどが、既成のロボットのようなものを作りコンピュータで動かしたり、既成のプログラミングソフトを使ってゲームを作らせておしまいって感じです。

その、元になっているものを勉強するのが「プログラミング授業」ととらえておりました。今の日本のプログラミング学習事情は一言でいうと「今この時期に設けてやろう」感いっぱいで非常に残念です。おそらく学校でも私が調べたものを同じ教材を使って指導するので、まったくの時間の無駄遣いになると思います。

たとえて言うならば、プラモデル作品をたくさん作らせて、プラモデルをもとから作る勉強をさせたような勘違い授業が横行しています。

スクラッチを何年やってもプログラマーにはなれません。(中にはスクラッチだけを3年間させる教室があり、ほんとーにがっかりしました)
今、授業として日本の幼児小学生低学年を対象に行われているのは、「遊ばせることをさせているだけの状況」です。

でもたった一つ、東京で私が求めるプログラミングの授業をしているところがありました。
母体がかなりしっかりしているその道で有名な会社です。本気でプログラミングができる子を作りたいんだなぁと感じました。早速、提携できないか問い合わせましたが、現在地方で展開する余裕がないらしく、関西に進出されるときには一番にご連絡をいただけるというお話で終わっています。かなり大きな会社ですが、本気でプログラミングを子どもたちに教えるということは、まったく利益は伴わないということでしょう。利益がかなり期待できるならば、どんどん地方に進出するでしょうから。

実は、身近で私の思うプログラミング授業を提供できる人間は一人いることはいるのですが、子ども相手は難しいとか、時間がないという理由でこちらも実現は難しそうです。(ごめんなさい)

わが子は、小学4年生の夏休みにプログラミングの授業(車を動かす)を受けただけですが、それ以来インターネットで無料のプログラミングソフトをゲットし、パソコンでゲームを作ったりして、それを友達にしてもらって楽しんでいました。
つまり、小4の子どもでも、ちょっとした知識を得れば自分でできる程度のことを、時間と費用をかけさせて授業として行い、先にプログラミングができる子には育てない授業が、今の日本の子ども向けプログラミング授業だということです。アメリカに行くと少し事情が違いますが、ここでは詳しく書くことはやめておきましょう。

とにかく、詐欺のようなプログラミング教室がたくさんあるのでどうぞ騙されないようになさってください。「3年通って遊んだだけ」もちろんそれで満足される方は、どうぞ楽しんでそういうところに通ってください。

調べれば調べるほど、残念な日本の子ども向けプログラミング事情でした。

もし、これをごらんになって「うちの教室はそういうところではない!」という方がいらっしゃいましたらご一報ください。そういう素晴らしいところがあれば、子どもたちに通ってもらいたいので、こちらでもどんどん宣伝させていただきます。