算数オリンピック委員会から、2018年の結果が送られてきました。

 

パラりとめくると、なじみのある名前が上のほうに書かれている!

卒業生が全国2位という成績で金賞を受賞しました♪

 

よかったよかった~。S君、おめでとう✨

 

S君をはじめ、全国レベルで上位にランクされる卒業生や教室現役生が、パズルクラブには多いです。

一学年10人いるかいないかのこじんまりした教室で、なんでかなぁーと私自身も不思議です。

 

同じような教材を使っている幼児教室はたくさんありますし、以前フランチャイズ式の教材を取り入れていたこともありますが、なぜか優秀者がパズルクラブからばかり出るのです。ありがたいことです。(本部から妬まれてしまいましたが)

 

教材が一緒でも、何かが違うんでしょうね。他教室のことはよく知りませんので、何が違うのだろうと本当に不思議です。

 

 

パズルクラブでは授業中に

「考えて!工夫して!先生の方法よりもっといい解き方を思いついたら教えてね~(笑)」って感じで授業をすすめます。

もし、深く考えず暗記した公式でそのまま解いている子がいたら、この数字の意味は?この式で何がわかった?などと質問攻めにします。

 

おそらく他教室は、ほとんどが解法暗記主義、解答主義なんだろうなぁと思います。(違うところもあると思いますが…)

 

パズルクラブは、思考主義を貫きます。これができるのは、一クラス1~3人という少人数だからこそ。授業中に生徒のノートをのぞき込んでその子の思考回路を見抜き、その方向性が悪ければ修正していくし、よければ計算間違いしていても考え方をほめます。計算間違いはその場でやりなおしてもらいます。

『解答主義』になってしまっているお子さんで、ひどい場合は横の子の答えをカンニングする子がいます。その時、その子の頭の中は、「答えが合えばいい」という『解答主義』になってしまっているんです。もしくは「もう、考えるのしんどい」という感じで思考を放棄しているのです。わからない問題を考え続けるという体力がないのです。

そうなったときの私の対応は、意識を問題を解くことに戻させるか、授業前にお母様から「○○で疲れています」という情報を頂いていれば、お茶を飲んでもらったりして少し休憩時間を取ります。そして、なぜカンニングはそのお子さんにとって良くないことなのかをお話しします。

考えることを要求しますので、ほとんどの生徒は最初しんどい思いをすると思います、特に小学校受験の塾に通ったことのあるお子さんは、受験塾の「考えるな、教えた通り素早く手を動かせ」という指導から、「考えろ、自分の頭脳を鍛えるんだ」という指導に変わるわけですから、お子さんはもちろん保護者様も戸惑われることもあるかと思います。

しかし、パズルクラブは、競い合って点を取ることを目的としておらず『頭のいい子に育てたい』と思って日々授業をしておりますので、『考える・思考する』ということを生徒に要求します。

頭脳さえ磨いておけば、受験テクニックは、その受験の直前でやれば間に合うのですから。

 

例えば、中学入試で最難関と呼ばれる『灘中学校』や『甲陽学院中学校』の算数のテストは、2日間にわたって行われます。

答えさえ合っていれば丸がもらえる問題もありますが、難問がずらりと並び、答えがあっていなくても部分点がもらえる問題もあります。入試でそこまで受験者の書いた式をきちんと見てくださる学校は多くはないでしょう。素晴らしいと思います。

受験対策で何とかなるのは答えさえ合っていれば〇をもらえる問題です。しかしながら部分点がもらえるような超難問は、頭脳を鍛えているお子さんでなければ解けないのです。灘中が「もともと賢い子しか受からない」といわれる所以です。その、「もともと賢い子」にするには、考える時間がたっぷりとれる幼児期に、適切な問題(本人が少し頑張れば解ける問題)に出会い、真剣に(あるいは楽しみながら)取り組んだかどうかが大切なのです。幼いころに「思考回路を鍛える」ことをしたかどうかにかかっています。

 

『思考すること』これこそが、教室で学ぶ最大の意味だと感じます。

 

知に遊び、楽しく学べ!

 

どのお子さんにも、学ぶ楽しさと豊かな心を感じてほしいと願う秋です。