あの子は「賢いね」という言葉をよく耳にします。

この「賢い」って、どういう意味なんでしょうね。

「TPOにあわせた受け答えができる」「勉強がよくできる」「よく気が付く」「工夫できる」…

いろいろな答えが聞けそうです。

ただ、皆さんが「賢い」とおっしゃるお子さんには、共通する一つの身体的特徴があります。

随分前にも書きましたが、「大きな黒い瞳がくるくるとよく動く、賢い女の子」というような表現を児童文学でよくつかわれるように、賢いといわれるお子さんは、目の使い方がいいのです。

つまり、視覚による情報をたくさん吸収して、頭脳で処理しているのです。反応が早いのも一つの特徴です。

逆に賢くないと思われているお子さんは、いろいろなものを能動的に見ることをしないといえます。

この視覚情報を阻害しているもののひとつが、スマホゲームなどの眼球をほとんど動かさないで楽しめる遊びです。(昔は、マンガがよくないなんて言われていましたね)とにかく、目をあまり動かさないようにするものです。

そういう意味で、家のテレビはサイズが大きいほうがいいでしょうね。

この、『眼球がよく動くようになる』と、勉強だけではなく他にももっといいことがあるのです。それは運動が今より上手になること。それに、おけいこ関係も上達が早くなること。

さらに、眼球だけではなく、体のバランスにも注目しないといけません。幼児期に背筋をすっと伸ばして授業を聞ける子と、ぐにゃりと曲がってしまう子では授業内容の吸収力が随分違うのです。

この目のことに関しては、『中学受験の神様』と呼ばれる『朝倉算数道場の朝倉仁先生』にもお話したのですが、朝倉先生は実はもう20年位前から目の動きについて注目されていらっしゃるとおっしゃっていました。流石です!でも、お忙しいのでまだ具体的にはなにもされていないとのことでした。

ところで今、いおり先生の担当されている年長の生徒さんで、もともと光るものは持っていたのですが集中力が続かない子がいました。その生徒さんを、いおり先生がたんとうされるようになって、「しつけ」もされながらの指導で、みるみる変わっていったのを目の当たりにしています。まず、目がしっかりと見るべきところをとらえるようになりました。そして、背筋をしっかり伸ばせるようになりました。すると、表情が変わりました。子どもらしい屈託のない笑顔で、本当にお勉強が楽しそうに授業を受けています。もちろん、走り回ることもなくなりました。50分間の授業でずっと集中できるようになりました。勉強がぐんぐん伸びて、生活態度にも学力にも全く問題ないどころか、学年以上の伸びをこれから期待できる存在になってきています。目の使い方、体のバランスが非常に良くなってきているからではないかと見ております。

この、目と体のバランスに関して、一部の生徒さんだけでなく教室生全員によくなっていただく方法はないかと、今いろいろと模索中です。ここを良くすれば、パズルクラブの生徒は全員がもう一段上へとレベルがあがる気がしています。

この思いは、きっと結果につながると思いますので、どうぞ期待していてください。今年の秋から冬にかけて、何らかのご報告をいたします。

(今年の11月で、パズルクラブは丸10年になります。新たな10年を、より実り多きものにするために、現在はりきっています。)