2022年10月8日 芦屋市立精道小学校にて

秋の天体観測をしました。

月のクレーター、木星の惑星、土星の輪っかを見ることが目標。

パズルクラブの生徒10人と、鈴木がリーダーボランティアしている公益財団法人宇宙少年団六甲分団の団員5人とその保護者様が参加してくださいました。

まずはお部屋で徳永直樹先生と井阪あゆみ先生をご紹介し、予定では星のお話だったのですが、昨日は雨の合間の快晴ということで、ご紹介後さっそく外に出て観測しようとなりました。

私のスマホでとった月の姿をご覧ください❗

13夜、ほんの少し左側が欠けた上弦の月。またの名を栗月と言います。栗月は中秋の名月の約一ヶ月後の13夜のことです🌰の形に似ていますか?

望遠鏡の接眼レンズにスマホをくっつけて撮影させていただきました。特別なアプリなど一切使っていません。(井阪あゆみ先生、ありがとうございました)こんなにきれいに月のクレーターを撮影できたことに感動。

この月を見て「キリンみたい」と叫んだ男の子がいました。私たち大人は、ウサギやカニの姿を月の中に見ようと必死になりますが、素直な感性でキリンの模様に見立てた生徒の言葉を聞いて嬉しくなりました。

この後、木星の衛星4個を見ました。

普段物静かで上品なお母様が「わぁ、見えた」と、歓声を上げておられたのが印象的でした。

次の土星は豆ぐらいの大きさでしたが、絵に描いたような輪っかをしっかり見ることができました。

土星の輪っかが見えないという生徒がただ一人だけいて、井阪先生の必死の望遠鏡調整と、お父様がこどもを抱えて何とか見せてあげたいと努力される姿は美しくさえありました。最後は「見えた」と、言ってくれたけど、本当に見えていたかな?もう一度チャレンジしてほしいな。

 

雨上がりの快晴で空気が澄んできれいだったこと、ほどよい寒さでみんな最後まで参加できたこと、いろいろな要素が組合わさり、ラッキーな天体観測会になりました。

先生方、参加者の皆さん、スタッフの皆さん、場所を貸してくださった芦屋市立精道小学校さん、全ての皆さんに感謝いたします。