1月末で、三年生の生徒は英才学考パズルクラブを卒業です。(六年生まで残る子もいます。)
卒業する生徒に、ここ数年必ず渡しているものがあります。
それは、地球に住む生物たちの絵と特徴が書いてある紙のファイルです。おまけで算数の重要ポイントのまとめもつけてあります。まさ子先生が作ってくれました。
これからの中学受験理科生物に必要な内容をまとめたものでもあるのですが、まさ子先生の描く動物はどこか優しさに満ち溢れています。それを眺めながらいつも感動しています。
様々な姿、生き方、活動の仕方の生き物と、地球でともに暮らしているんだなぁと。
そして、きょうそれを見ていてふと気づいたことがあります。そのほとんどの生き物には『腸』があるんだと。
人間の胎児が、お腹の中で一番最初に作る臓器も『腸』です。
つまりほとんどの動物は、エネルギー源を捕獲して消化し、命を繋ぐために生きていて、その消化活動を助けるために脳や手や心臓、鳥や昆虫なら翼等いろんなものを腸にくっつけているのです。
別の言い方をするなら、『腸』にエネルギーをどうやって送るのか、そのために生き物は進化してきたとも言えるのです。
そう考えると、人間以外の動物の工夫たるや非常に面白い。
だから、腸の調子が悪くなると、すぐに神経に伝わるようになっていて、体は危険信号をキャッチします。
その信号は、人間の場合すぐにメンタルに影響します。
どうも自信なさげな子、自己肯定感の薄い子、気弱な子、不登校ぎみな子、すぐにしり込みする子等々、『腸』の調子はどうでしょうか?『腸』が求める食べ物をちゃんと食べられているでしょうか?
『腸』は、免疫力にも深く関係しています。
自分の『腸』が語りかけてくる声に、しっかり耳を傾け元気を出して、強気でいきましょう。