パズルクラブの生徒さん年代は、どんなノートを使うのがいいか迷いますよね。

ノートは線の幅によって次のように分類されています。

A罫(けい) 線の幅が7ミリ

B罫(けい) 線の幅が6ミリ

C罫(けい) 線の幅が5ミリ

U罫(けい) 線の幅が8ミリ

UL罫(けい) 線の幅が10ミリ

方眼紙ノートを使っている生徒も多いのですが、表やグラフの場合は良いものの、升目に入れて文字を書くと、縦横が揃いすぎて読みにくいですし、数式などで書ききれなくて式が二行になってしまうこともありますのであまりおすすめしません。

A罫やB罫が一般的ですので使われたことがある人も多いと思います。

中高生ぐらいになるとそれでも良いのですが、小学生以下だと行が狭すぎて、はみ出したり、書きにくいので行を無視してかいたり、行に合わせて書こうとしてちーっちゃな字になってしまうことが多いです。

字のことをいつも注意している生徒のお母様に「ノートのは線の幅が細すぎるので、もう少し太いものに変えてあげてください」と、お願いしたところ、次の写真のような幅が10㎜のノートを用意してくださいました。

 

これまで使っていた幅6㎜のノートだとこんな感じでした。↓

 

はじめから、線に合わせて字を書く気が全くありませんね(笑)

 

ところが10㎜幅のノートに変えたところこんな風に変化しました。↓

この幅なら書ける!と、思えたようで、ノートの線を意識した字になっています。

ノートが変わったとたんにこうなったのです。何日も練習したわけではないのですよ。すごいですよね。

あ、鉛筆の持ち方はまだなおっていません。この生徒は、バイオリンを一生懸命練習していて、鉛筆を持つより弓を持つ時間の方が長いからか、指先に力が集中してしまっています。鉛筆はもっと自然な形で持てると勉強が楽になるのですけれど。これからの課題です。

「これならできる、使いやすい」という道具を揃えることは、ご家庭の教育力のひとつです。お値段があまり変わらないのであれば、出来るだけ質の良い、お子さまに合ったものを見極めて揃えてあげてくださいね。