「運」って、信じますか?
やっぱりあると思うんですよね。
同じように能力が高くいわゆる「出来る子」でも、「運」によって人生の分かれ道でよくなる場合と残念になることがあります。
鈴木はいわゆる出来る子ではありませんでしたが、運良くアナウンサーという仕事をしていました。それは、なりたくてなった職業ではなく、たまたま知り合いから勧められてオーディションを受け2000人ほどの中から選んでもらったのです。だから、アナウンサーとしてのレッスンをそれまでしたこともなく、実力は全くありませんでした。それまでは引っ込み思案で、人の後ろについて行くような性格だったので、自分を変えたいという思いで飛び込んだ世界でした。
実力はありませんでしたが、その時選んでもらったお陰で、それまで経験したことのないことができましたし、報道番組や情報番組、企業のトップインタビューなどを担当し、なかなか会えない方々と仕事を通じてですがお話しする機会にも恵まれました。
実力もないのに週に八本以上のレギュラー番組を持たせてもらったり、よい経験を積ませていただいたので、随分と時間がたってしまった今ですが、世間へのお礼として、このブログを読んでいただいている皆さんへ、運を良くするために子ども時代に習慣として身に付けておいた方が良いことを書いてみようと思います。
1、「笑顔」今はマスクで顔の半分が見えませんが笑っているかどうかはちゃんとわかります。
2、「掃除」部屋などの掃除はもちろんですが、着るものや、命の衣としての身体も含め掃除が行き届いている人は運がいいと思います。
3、「あいさつ」相手に届く声や態度で、感じ良くあいさつが出来るだけで、印象がよくなります。
4、「スピード」物事をいつもよりスピード感をもって速く処理するといいですね。また、移動するのに速い乗り物を使うのも良いですよ。(逆に、心を落ち着かせたいときはゆっくりした乗り物を使いましょう)
5、「あいづち」人の話を聞くとき、うんうんとうなずいたり、なるほどと感心した声を出しながら聞きます。パズルクラブの生徒で私が説明すると「たしかに❗」「ほんまや、このやり方エエなぁ」とか、いつも大袈裟にあいづちをうってくる子がいます。そういう気持ちで話を聞くと、ちゃんと染み込んでいって、今では算数が天才的に出来る生徒に伸びました。運だけでなくあいづちを打てば実力も伸びます。
以上の5つです。
以前にも「運は他人が運んでくれる」という内容をこのブログに書いたことがありますが、これらは全て人との交流がうまく行くコツなんですね。
これらの頭文字を取って「ESASA(エッサッサ)の法則」です。(どっかの大学のかけ声みたいですが。)
日本を代表するような企業のトップたちや、スポーツや芸術などで活躍中の皆さんに数多くお目にかかってきたなかで、感じたものです。
そして、これらの事は、子どもが小さいうちに習慣として出来るようにしておいてあげるのがいいと思います。反抗期や思春期になってからヤイヤイ言っても反発するだけですから。
子どもが出来るようにするには、どうしたらいいと思いますか?それは、親や保護者がお手本になるのが一番です。
勉強が良くできるだけでは、人生は成功しません。是非お子さんに、身に付けさせてあげてくださいね。それが出来るかどうかが「家庭力」です。