一人の人物が、どのような素質があり、

どんな分野に将来性があるのか。

ある国ではdna分析をして、何をさせるか決めているという噂もありますが、dnaを見るまでもなく判断できるんです。

少しの努力で、他の子よりも頭ひとつ抜きん出ることが出来るもの。それがその子の適性のある分野だと思っています。

だから、10歳ぐらいまでは子どもがやりたいと言ったことを何でも体験させてみて、保護者が「向いているな」と感じることを深く学ばせるといいのです。

例えばスポーツなら、野球かサッカーか体操かと悩んだとき、全部体験させてみて、サッカーが、上手にできたけどボールをすぐに手で受けてしまう。

こんな様子があれば、

ヒント1大きいボール

ヒント2手で受けるのが上手

→「ひょっとしたら、バスケットボールの才能があるんじゃないかな」って感じです。

そのためには、お子さんをしっかり観察する必要がありますね。

パズルクラブの学習で言えば、数をとらえたり形の理解が速い、算数の文章題で書かれていることがさっとイメージができる子は、算数の才能を元々持っていると見てとれます。そういう子どもは、質の良い問題を的確な時期に解かしてあげるだけでどんどん伸びていきます。

パズルクラブは、そういう子どもたちをたくさん育ててきました。

算数的理解が平均的な場合はどうでしょうか?今の日本で算数や数学を避けて通ると将来の選択肢が非常に狭くなりますよね。

スポーツのように「才能がなさそうだからこれはやめておきましょう」とすることは、なかなかできません。

そこで、私たちの出番になります。パズルクラブでは、目の前の問題を、解法を記憶させて解かせるのではなく、意味から考えさせて将来に繋がるような思考回路を作るように指導します。大きくなってからではなく、幼いうちにその思考回路を身に付けることで、算数・数学で苦労する期間がグンと短縮できます。

どんな風に考えて、問題を解いているのかは鉛筆の動かし方、どの文章を何度も確認しているか、式はどうたてているかを見るとだいたいわかります。知るためには、観察が大切です。それで判断できなければ、答えがあっている場合でも鈴木は「どう考えて解いたの?」と聞いて確認したりもします。そして、こんな風に考えたらどうかな?と、別解を紹介して、納得してもらいます。だから、算数能力が平均的な子どもでも、もともと算数的才能の優れた子と同等に伸ばすことができているのです。

また、グループレッスンであれば小学生以上の場合、お互いに教えあってもらうこともあります。それは、今培っている能力は、自分のためだけでなく、将来人のため、社会のために使うこともできるんだよという私からのメッセージでもあります。

お子さんの将来の幸せのため素晴らしい才能を、保護者様とともにしっかり伸ばしてまいりましょう。また、それは保護者様の幸せにも繋がっていると信じています。