最近、改めてパズルクラブの教授法を考えています。

パズルクラブは、個別授業が多く、グループ授業も2~4人の少人数のレッスンです。

ですから、「個」を大切にしています。

同じことを学ぶのでも、個人個人によって反応が違いますし、知っていることや好きなことも違います。

ですから、例えば長さの学習でいうと、この子には動物の話しから距離の話しへ切り替えるけれど、こっちの子は電車をたとえに出したほうが話に乗ってきてくれるかなとか、実際に長い巻き尺を持ってきて「図ってみようか」と誘ったりもします。

すべてにスローペースのお子さんには、さっと手を動かし、次の準備を頭の中ですることを練習するよう誘導しますが、せっかちなお子さんには「カタツムリになってね」とか「ゆっくり丁寧にしてもいいのよ」という声掛けをします。(せっかちなお子さんは、上の年齢のご兄弟がいたりご両親から常にせかされていることが多いので)

だから、一人ひとりアプローチの仕方が違うのです。それは、鈴木だけではなく、パズルクラブの講師全員がその体制です。

生徒全員に、その日に受けた授業内容をきちんと理解して帰っていただきたいので、そのような形になっています。これからもこのスタイルは崩さない方針です。