昨日、感染症予防のことにつきまして書きましたが、その追加です。
お子さんの感染症予防を目的に書いたのですが、医学誌ランセットに掲載されたA表をみますと、0~18歳までの入院は一般病棟集中治療室ともに0人です。(逆に、働き盛りの25~49歳が一番入院率が高いです)
普通の感染症でしたら、働き盛りの年齢のほうが免疫力も高いのでこういうグラフにはなりません。
これはどういうことでしょうか。
なんとなくですが、これまで人類が経験したことのないウイルスに対して、若い体は体内にとどまることを柔軟に受け入れている感じがします。免疫がよく働く年齢は何とかして侵入してきた新型ウイルスを排除しようと体内の免疫システムが作動し、頑張りすぎて悪化しているような気がします。
新型コロナウイルスを、体の中に受け入れた後、長期的にみるとどうなるかわかりませんが、今現在は感染してしまったら、受け入れる体質のほうが良いのかなというのが私の感想です。
とはいえ、感染しないに越したことはありません。
正しい手洗い、マスクで目や鼻を無意識に触ってしまうことを防御、眼をこすらない、ポビドンヨード(イソジン)でうがい…など、感染症予防の方法をお子さんに学ばせる良い機会ととらえて、丁寧に教えてあげることも大切です。
医学誌ランセットに掲載の表(青 一般病棟、赤 集中治療室)
パズルクラブの生徒の約半数の保護者様が医師及び医薬従事者でいらっしゃいますのに、素人がいろいろ書きましたこと、どうぞご容赦くださいませ。