コロナウイルス感染症の新規感染者数が減少傾向にあることを受けて、美術館、博物館などの再開が検討されていると知りました。

その中になんと『図書館』が、入っているのだそうです。

どうか、お願いだからそれだけはやめてください。

地域の図書館の主な利用者は、小学生より小さなお子さんと、お仕事を退いたお年寄りが中心です。

その、両グループの本の読み方は、まさしく感染症を拡大させる方法です。

お年寄りの方は、指先をなめて湿らせてから、ページをめくる方も多いですね。

小さな子どもは、指をなめたり、鼻をほじったり、眼をこすったり、友達と一緒にくっついて、一つの本を読んだりします。

図書館を再開したら、確実に感染者数が爆発的に増えます。それは、今まで何とか耐えていた医療崩壊につながります。

再開してもいいのは、美術館や博物館などの中で、主たる展示が「見る、視る、観る」ものに限るべきではないでしょうか。「さわる」ものを今は入れてはいけません。

そして、今後は不特定多数の人が利用できる地域の図書館を、どんどんと閉鎖するべきです。

今までのような紙の本を貸し出すスタイルの図書館の役割は終え、今後は書籍をどんどんデジタル化して貸し出す方向にするのが良いと思います。

特に雑誌や新聞は、もう図書館で回し読みする必要はないのではないでしょうか?国民一人に一台タブレットがあれば十分です。

もしくは、図書館でその日利用するタブレットを貸し出し、帰るときに返却してもらう。紙の本ならどの本を触ったかわかりませんが、タブレット一台なら公衆衛生管理が簡単になります。

テレビぐらいの大きな画面でも見れるようにすれば、紙芝居も楽しめるのではないでしょうか。

そのうえで、お気に入りの紙の本は各個人が購入するのがいいでしょう。

特に、『はらぺこ青虫』に代表されるような仕掛け絵本は、図書館での回し読みではなくおうちに一冊用意しましょう。

また、国会図書館など特別な使命を持つ図書館はもちろん存続させて、紙の本を大切に保管するべきです。予算の振り分けがしやすくていいのではないでしょうか。

また、IT企業の方は、より眼に負担が少なく操作が簡単で安全性の高いデジタル機器とアプリの開発をどうぞ急いでくださることをお願いしたいです。

コロナが終わっても次にまた未知の感染症が世界にいつ広がるかわかりません。

今回の経験を無駄にせず、準備をしようではありませんか。