パズルクラブでは、人生で迷ったときどういう順番で物事を決めたらいいのか、パズルを通じて生徒たちに言葉ではない方法で伝えています。

言葉では次のように
「どちらにすれば、未来が楽しくなるのか」
「(芸能界でいうところの)おいしい方」
を考えて選ぶという考え方を伝えることもあります。

これらを的確に選べる子と、そうでない子がいます。

その違いはなんでしょうか?

『イメージ力』

想像して、未来の場面が思い浮かばないのです。

コロナということもあり、様々な体験の機会が奪われ、経験が減り、子どもたちの今おかれている現状は危機的ですらあると思っています。

イメージ力は、国語、算数の文章題等にも影響します。

そこで、擬似体験をする方法を提案します。

その方法は、映画やマンガを生活の中にたくさん取り入れること。

私の小さい頃は小学生向けのドラマが学校から帰ってきた頃の時間帯に放映していたり、大人向けのドラマも人情を主軸にした名作がたくさんありました。

しかしながら、今テレビで放送されているドラマは、恋愛、ビジネスもの、過激すぎるもの等が多く私の知る範囲でパズルクラブ生の学年で推奨できるものがありません。

そこで、映画やマンガをおすすめするのですが、映画は長いですし日常的にというわけにはいきません。また、最近は度を越した過激さが売りの作品もあります。

ですから、マンガがいいですね。
日常からファンタジーに入り込んでいくようなストーリーだと、想像力を養えると思います。

絵があるので、まだイメージ力がそんなに無いお子さんでも、イメージの練習に良いです。

古いですが手塚治虫ものやちびまる子ちゃん、ドラえもんあたりがいいかなと思っていたところ、最近のマンガに詳しい人に聞くと、次のようなマンガを推奨してくれました。
夏目友人帳
聲の形
この世界の片隅に
プラネテス
とんがり帽子のアトリエ
Drコトー診療所
ダンピアのおいしい冒険
動物のお医者さん
今の年齢より少し背伸びした内容もありますが、ゴールデンウィークの移動中など、是非読んで、イメージ力を養ってくださいね。