年少下の男の子の絵をご紹介します。

四月から授業をスタートして、最初は何を描いているのかわからない。筆圧も弱く、ふわふわした線でした。

練習するうちに、少し色が出せるようになりました。ですが、絵だけを見ると、まだ何を書いているのかわかりません。

色鉛筆を良質なものに変えたこともあり、線がしっかりと描け、画面にたいして小さいサイズですが、ものの形がとらえられるようになってきました。「ノートいっぱいに大きく描いてね」と、お願いしても頑張って描いても、まだこんな感じでした。

ここから、グーンと上達していきます。

観察力もついてきたようです。

褒め上手なお母様のお陰もあって、堂々とした絵が描けるようになってきました。

何を描いているのか、聞かなくてもわかるでしょう?

まだ少し、はみ出すものの、色塗りも規則的に手を少しずつずらしながら、白い部分が残らないように、自ら気をつけて塗れています。

生徒のノートをパラパラめくり、4ヶ月ほどでこんなに腕を上げてくれたのだと、嬉しくなったので保護者様の許可を得てご紹介します。

このS君はもう既に「絵を描くことの楽しさ」を知りました。次はどんな絵を描いてくれるのか楽しみです。