こんにちは

今日は、【子どもたちにとって夜寝ることは生涯に関わる大切なこと】という話です。

「寝る子は育つ」と、昔からよく言いますが、夜に寝ることによって成長ホルモンが出ることは皆さまよくご存知ですよね。
この成長ホルモンは、身長だけではありません。体のすべてを成長させるのです。

成長させるものの一つに脳の『海馬』と呼ばれる部分があります。タツノオトシゴのような形をしていて、まず入ってきた情報はこの海馬でファイリングされてから短期記憶され、その後大脳皮質に記憶情報が送られて長期記憶になります。

睡眠時間の長さと、海馬の大きさが正比例するという結果が、アメリカの子ども200人以上を対象とした研究で発表されています。充分な睡眠が取れている子ほど、『海馬が大きい』という結果です。

この『海馬』子ども時代に大きくできなければ、これから一生涯小さい『海馬』で生きていかなくてはいけないのです。成人してからは成長させられない部位だからです。

パズルクラブの対象年齢である小学校中学年までのお子さんなら、午後11時から午前3時まではぐっすり眠ることを推奨します。
この時間にぐっすり眠るためには少なくとも夜10時には眠りにつきたいですね。

子どもの寝る時間の「長さ」と「何時に寝ているか」が大切です。

もし、生活リズムが乱れているお子さんがいれば、春休みが立て直すチャンスです。