昨日今日と、関西では中学受験そして全国で大学入試共通テスト(去年までのセンター試験)が、行われています。

コロナ感染を防ぎつつの受験勉強は、支え合う仲間と触れあう機会が減ったり、学校も塾も授業がオンラインとなり質問しにくい環境になったりと例年以上に大変だったでしょうね。

さて、主に大学入試で知られている「マークシート方式」ですが、H,HBやF等の細くて硬い(つまり折れにくい)鉛筆が推奨されています。読み取りは炭素への光の反射によって機械が読み取るので、シャーペンなどではダメなのです。濃さはBでもよいのですが、書いている途中で濃い鉛筆だと擦れて違うところに黒い色がついてしまうので推奨されていません。

そのマークシートに、パズルクラブで幼児用として推奨している『ステッドラー社 マルス ルモグラフ ジャンボ鉛筆』が、大学入試共通テストにとても有用なことに気がつきました!元々は、製図用として有名な鉛筆のシリーズです。

一般的に推奨されている、マークシート用の細い鉛筆は何度も鉛筆を動かして塗らないといけませんが、この鉛筆は芯径が5.3㎜と極太、軸も太いので持っていて疲れにくく、普通の鉛筆の半分の時間で塗れます。

例えば、普通の鉛筆で一コマを塗るのに二秒かかるとしたら、この鉛筆だと一秒で塗れます。教室では6Bを使っていますが、普通に書いている分には擦れて汚くなることは全くありません。大学入試共通テストの時は心配ならHBも売られているのでそちらの方がいいかもしれないですね。

しかも、ステッドラーのこれは笑っちゃうくらい芯の減りかたが少ないです。パズルクラブの生徒が宿題をするために一週間使って、一週間後の授業でまだ削らなくても支障なく使えるぐらい芯の減りは少ないのです。

もちろん、ステッドラー社からは受験用のホワイト鉛筆なるものも販売されていますが、ジャンボ鉛筆の方がマークシート方式にはお勧めです。軸にmade in Germany等書いてありますが、大学入試共通テストは古文や格言のかいてある鉛筆は不可ですが一般的に売られている鉛筆にかかれている英語などは全く問題ありません。

お値段が、一本250円。専用の鉛筆削り機が500円ですが、一般的な鉛筆より少しお値段高めですが、それだけの価値はあります。

ジャンボ鉛筆は少し重めなのですが、幼児の鉛筆としてはこのくらいの重みがある方が、早くしっかりかけるようになります。皆さんがよく持っている三角のあれは、軽すぎる短すぎると、鉛筆の持ち方が悪くなる要素が多くお勧めしておりません。

今回は、普段幼児さんにおすすめしている鉛筆がマークシートにも最適だということを発見しましたので、ここにメモを残しておきます。