甲陽学院高等学校 文化祭(音楽と展覧の会)が

9月22日日曜日 9:00~15:30に行われます。

たいていの中高一貫校は、中学と高校が同一敷地内にあり、中学生と高校生はグランドや体育館、プール、実験教室など同じ施設を交代で使用します。

ところが、甲陽学院の場合、全国でも珍しい中高一貫校でありながら中学と高校が別の敷地という恵まれた環境にあります。

甲陽学院中学校は、阪急夙川駅をまっすぐ夙川のオアシスロードを南に進んだところにある海の手です。

甲陽学院高等学校は、阪急夙川駅から甲陽線を北に上り甲陽園駅からさらに北に上がった山の手です。昔は神様の山といわれた一角にありフィトンチッド溢れるところで、毎日森林浴をしているような環境です。

どちらの校舎も、四季折々の自然の美しさを感じることができる環境にあり、充実した十代を過ごすことができます。

中学・高校と校舎が別であるがゆえに、学校のご負担は小さなものではありませんが、立派なプールや校庭、頑丈な校舎、美しい講堂などに加え、学校の備品などに至るまで学生の使うものとしては最高品質のものがすべて揃えられています。

またそれは、勉強関係のものにとどまらず楽器などもちょっと個人ではなかなか買えない価値の高いものがずらりとそろっていて、それらを演奏する生徒をサポートする各楽器のプロ演奏家とのつながりも強く、必要な時は直々にご指導もいただいているようです。(有名な交響楽団所属の演奏家の方々)

甲陽卒業生でもある学校の先生の中には、東京芸大に進むか学問の道に進むかを真剣に悩んだほどの方もいらっしゃり、学校全体の音楽に対する理解度の高さを感じます。

『音楽と展覧の会』という文化祭では、クラス対抗の合唱コンクールを軸として、グリー部、アンサンブル部やプロ顔負けの個人演奏が音楽会としておこなわれます。

世界の共通語『音楽』を生徒たちが、まさに満喫しているところをご覧いただけます。

また、展覧としては、物理部や生物部、化学部など部活動や、将棋部、天文部、サブカルチャー研究会などの展示、また喫茶や迷路、鉄道同好会、そしてバンド演奏などの趣味的な発表があります。(バンド演奏では、生徒のみならず生徒と先生のミックス編成のバンドもあり、生徒と先生の距離の近さ、仲の良さが感じられます)

中央ステージでは、若者らしいミスター・ミスコンテストやクイズなど楽しめる催しもあるようです。

今年は中央ステージ前の屋台で、甲陽生手作りのクッキー販売があるらしいのですが甲陽生手作りは十数年ぶりなのだそうです。(こっそり教えちゃうと、材料はご近所で有名な「ツマガリ」さんにサポートしていただいたようで、最上級の材料となります。)それを賢い甲陽生がどのように作るのか楽しみです。業者さんに丸投げで無いところがいいですね。ちなみにこのクッキーづくりの中心となっている生徒は、小学生の時からお菓子作りが上手だと評判だったお子さんです。

高校生だけの文化祭で、すべてを生徒だけでやり切ります。保護者の出番は皆無です。

ちなみに中学の文化祭『音展』は、11月3日に中学校の校舎で行われます。(こちらは部活によっては、高校生も少しだけ裏方をお手伝いをします。それ以外は甲陽高校生もお客さんとして扱われます)

甲陽学院のホームページはこちら

学校説明会などはすべて中学で行われますので、外部の方が高校の中を見学できるのはこの『音楽と展覧の会』の1日だけになります。甲陽学院を視野に入れておられる方は、一度高校の『音展』をご覧になられてはいかがでしょうか。

第72回甲陽学院高等学校 音楽と展覧の会 「Quartette」

<男子校なのに、表紙に女の子が⁉>

当日は、台風17号が気になりますが、天気予報によると音展終了まで何とか持ちそう。何とか降らないことを祈ります。

※学校へは、上履きをご持参ください。

※屋台や売店、喫茶はありますが、すべて金券です。金券は当日購入できます。未使用の金券は金券販売所で14時半~15時半に払戻しが可能です。食堂は食券をお求めください。