英才学考パズルクラブとBVT(ビヴィトレ)は、12月21日で年内の授業及びレッスンをすべて終了しています。

が、このところ日本国中のコロナ感染者数がどんどん増加しているのがとても気になります。

このまま増加すると、関西1月中旬、関東2月初めの日程が中心となる中学受験は、大きな影響をうけるのではないでしょうか?

そういうことを想定し、対策を打つ学校もでてきました。非常に厳格な入試を行うことで有名な兵庫県の甲陽学院中学では、1月16日17日にコロナの影響で受験できなかった生徒に対し、1月31日に追試験を設定しコロナによる不利が無いよう措置を取っています。(追試験受験者のうち本校の本試験日程(16日、17日)の試験時間帯に、他校を受験したことが判明した者は失格)詳しくはこちら

また、国立大学二次試験などは、受験生が日本国中大移動(例年なら)します。

昨年度、北海道大学後期試験は二次試験を行うことができず、センター試験の結果のみで合否を判定しました。

今年はすでに横浜国立大学が二段階選抜をせず、共通テストのみで合否を判定することが決まっています。

今年度、今後の感染者数によっては、より多くの国立大学が二次試験を取りやめるかもしれません。その場合、判定のもとになる共通テストは、今年度のコロナの影響で高校が授業を十分にできなかったことをうけて、出題範囲を考慮されます。ということは塾や予備校の判定結果など全くあてにならなくなり奇跡の合格、まさかの不合格が量産される年になるかもしれません。

と、気になることが満載です。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今年の受験はすでに日程が決まっています。関西の中学受験は1月中旬が中心。大学共通テストも同じ日程です。

ワクチンもまだですし、特効薬もまだまだです。

そこで、今できる感染症予防対策が重要です。

今年一年間の経験から「手洗い・マスク・アルコール消毒」「手で触れる場所はアルコールなどでこまめに拭く」ということは日常生活の中ですでに習慣化されていると思います。

それなのに、感染者数が全国的に収まらないどころかどんどん増えている。

その原因の一つが、前にも書きましたが「気温が7度を下回る」「乾燥」という環境下でコロナウイルスが活発(元気)になるということがあるでしょう。

それともう一つ。大抵のお店でテーブルや椅子は客が入れ替わる度にアルコールで拭いたりアクリル板で仕切ったりして、感染予防をしっかりしていると思いますが、トイレはどうでしょうか?

私は、「お酒を伴う飲食店」で感染が多かったりクラスターが発生するのは、トイレが一つの要因となっているのではないかと思っています。

物販のお店では、その店のお手洗いを使用することはめったにありません。

それに比べてお酒を伴う飲食店は、長時間滞在し大声でしゃべって飛沫が飛び交うというのもあるでしょうが、それ以上にお手洗いで感染するリスクが高いのではないでしょうか。お酒が入っているので、中にはトイレで嘔吐したりトイレ使用を失敗する場合もあるのでは?コロナウイルスは飛沫(つば)だけでなく、汗からも糞尿からも体外に出されます。

欧米に比べて日本で感染者数が抑えられているのは、日本のお手洗いの清潔度が高いというのも関係しているのではないでしょうか。デパートや大型物販の店舗でもお手洗いは使用しますが、一定時間ごとに係の方が清掃に入り、お酒を伴う飲食店のお手洗いより感染リスクはぐっと低そうです。

病院や施設でクラスターが多いのも、同じくトイレを起因としている場合も多そうだとにらんでいます。体が不自由な方にも使いやすいように、トイレのふたが付いていない場合も多く、流した時に糞尿がエアゾル化して空中を舞ってしまうとか、座ったり立ったりするときに体を支えるため、あちこち触ってしまうなど。今後病院や施設は、トイレのふたが自動で開け閉め出来て、ふたが閉まってから自動で水が流れるタイプのものを採用するべきなのではないでしょうか?そういうところに、現在余っている政府の予算が使えるといいですね。

同時に、今増えている家庭内感染もお部屋を分けたり食器の扱いに注意したりしていると思いますが、使用するトイレが共通ということはないでしょうか?二つ以上ある場合は、感染者と非感染者は使用するトイレもきっちり分けるべきで、感染者は可能な限り家族にうつさないため、使用するごとに自らトイレクイックルなどできれいに拭き上げるべきだと思います。

是非、身の回りでできる感染予防対策をみんなでやっていきましょう!