オリンピックが始まっている。

開会式も競技もテレビ観戦をしながら、開催できてよかったなと思う。

才能があることにおごらず、精進して努力してたどり着いた世界が注目する舞台で、素晴らしい成績を出せた選手が感極まって涙する姿にもらい泣きをする。

世界に名の知れわたっている名選手でも、以前のような迫力がなくなったなと感じていた選手は残念な結果となり、世界トップを維持するのは難しいものだと、関係者でもないがその場に飛んでいって背中をさすってあげたい気持ちになる。

逆に、周りの人を傷つけて反省の色を見せずに、なおその舞台に挑んで、よもやの予選落ちした姿には、表彰台は君が立つことを許さなかったのだなとも思う。

開会式に関係した複数の人物の、いじめや差別的な発言には憤りしか感じない。感想をいうとすれば日本の国が「膿を出した」のだと思う。日本の社会全体で、子どもたちへの教訓となればいい。

実は、私も我が子の小学校時代に同じような被害にあったことがある。

卒業間際の参観の日。教室の後ろには六年間の思い出が貼られていた。

その中に、我が子を名指しして「三年生の時、○○君をパンチして、倒れて泡を吹いたのが面白かった」と、武勇伝のようにあるクラスメートが書いていた。

目を疑った。

それが、六年間の中で一番の思い出なのか?

それを、教師は疑問に思うことなく教室の後ろに貼り出したのか?

これを書いた子の親は、この文章をみて何も感じないのか?

担任に問うだが、「当時のことは知らないし、そのとき担任だった先生は、定年退職している」という返事だった。

せめて、そのときに知っていればと思った。

貼り出したのは、「本人がそれしか思い出がないと一点張りで」とのこと。

卒業までも、卒業式の日も、その子の親から何も連絡はなかった。

怒りを通り越して、何てかわいそうな精神なんだと気の毒に思った。

そういう子には、賢くなってもらいたくない。

パズルクラブが入会時に体験だけでなく面談をするのは、本人や保護者が攻撃的な人には入会してもらいたくないからです。

パズルクラブに来れば、間違いなく賢い子になります。

でも、攻撃的な人が賢くなると、大きな犯罪に繋がることがあります。

パズルクラブが「まずは心が大切」と、言っているのはそういうことです。

周囲の人を大切にし、幸せにしたいという想いがある人が賢くなれば世界は愛に満ち溢れます。

夏休み、お子さまの心の成長を促してあげてください。

…………✴️

さて次回から、子どもを賢い子に成長させるために、幼児期低学年のうちにしておくべきことを何本かに分けて載せていきます。