ここ数年間、書こうか書くまいかとても悩んでいることがありました。

虫歯予防のフッ素のことです。

2012年のハーバード大学の研究者がアメリカの学会誌に発表した論文に

「フッ素は、動物実験において経毒性を起こす可能性があり、人の大人もフッ素毒により、急性神経毒性を起こすことがわかっている」と発表しています。

そして

「フッ素は簡単に胎盤を通り抜けることができるもの。」で「体内で発達中の脳がフッ素にさらされると、成熟した脳より毒物による障害を受けやすくなり、生涯にわたるダメージにつながる可能性がある。」

と、あったのですがカナダ・トロント大学と複数の大学の研究者によって、さらに大規模な機関と規模の調査が行われ

「尿で測定したフッ素濃度が高い妊娠中の女性から生まれてくる子どもは、ADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断されるリスクが非常に高くなっていた」

とのことです。

そして、これは私の想像ですがこのフッ素は胎児だけでなく母乳を通じて乳児にも影響があるのではないかと思われます。

このフッ素は、現在販売されているほとんどの歯磨き粉に虫歯予防の目的で添加されています。

私は、子どもがまだ幼いころ乳歯が生えそろった頃に、液体フッ素を虫歯予防のため歯科医で購入し自宅で使ってみようとじっくり注意書きを見たときに恐ろしくなってすぐに廃棄しました。そこに書かれていた文はうろ覚えですのでここに書くのはひかえておきます。

それ以来、スーパーの歯磨き粉売り場で、裏に書かれているの添加物を20分くらいかけてあれこれ吟味して、フッ化物の入っていない歯磨き粉を購入しつづけてきました。フッ化物の入っていない昔ながらの歯磨き粉は非常に安価で購入できます。また、最近ではテオデントという天然カカオ原料の歯磨き粉(世界のセレブのために作られたため少し高価なのですが、いろいろランクがあり私はその中で安いタイプのもの)を少しずつ使っています。

フライパンなどもフッ素などでコーティングされているものは使わず、手入れが大変ですが鉄素材やホーロー引きのものを使用しています。

日本の水道水には、フッ化物を添加されていないのが救いです。フッ化物は水道設備の整った多くの国が水道水に添加されているようで、例えばアメリカなどは60%以上の水道水に虫歯予防の名目のもと入れられているそうです。ハーバード大学の研究分析ではフッ化物添加の多い地域に住む子どもたちは添加の少ない地域に住む子供たちに比べて、IQが有意に低いと結論付けられています。

フッ素を摂り続けるとどうなるのでしょうか?

・認知力やIQの低下

・甲状腺の損傷

・認知障害

・動脈硬化

・メラトニンの減少

・ADHD(注意欠陥多動性障害)

・松果体の石灰化

ということが、いわれています。。

もちろん、人によって作用はまちまちですし、全く影響のない人もいらっしゃるでしょう。

日本では、ありがたいことに水道水に入れられていないのですから、歯磨き粉を見直し料理器具をより良いものを選択することによって、フッ素を生活から遠ざけることが可能です。(ただし、今後水道事業が民営化されると変わってくる可能性がありますので、しっかり確認していかなくてはならないと思います)

 

さて、もし体内に入ってしまってもフッ化物をデトックスする方法があります!

・海藻類を多く摂取すること。(日本人の体は海藻類を消化する酵素を持っている人が多いと聞いたことがあります)つまり、ヨウ素を多くとることによって排尿により体外へ出すことができます。ヨウ素は体内で作ることができませんので、食品で摂取するしかありません。

・クルクミンを摂取すること。スパイスの一種「ウコン」に多く含まれていて、フッ化物による脳損傷を保護することがわかっているそうです。(Pharmacognosy Magazineに掲載された研究)ウコンはカレーだけでなくポタージュスープやピラフなどいろいろと使えますのでストックしておいてもいいですね。

・ホウ素の摂取をすること。≪アーモンド・バナナ・アボカド・クルミ・レーズン・プルーン≫などの、ホウ素が多く含まれる食品は、体からフッ素を除外するのに役立ちます。

・体を動かし体温を上げて汗をかくこと。フッ素に限らず体の毒素をデトックスするのに役立ちます。体の毒素は便から75%尿20%汗3%ほど排出されるといわれますので、体を動かして腸の働きを正常にし、体温を上げるようにすることが大切です。

 

幼い子供たちが健康で過ごし、ママたちの苦悩が少しでも和らげられるよう勇気をもって書いてみました。なお、お子さんが食べたことのない食材を食べさせる場合、その食品に対するアレルギーがないかどうかも確認してから食べさせてあげてください。