計算が上手になるために

①計算を始める前に、数をとらえることができるように練習しましょう。

小さなブロックやおはじきなどを机の上にバラバラに置いて、パッと見せて何個あるか答えさせます。

その時、一、二、三…と、数えさせたのでは数をとらえられません。数をとらえるとは、数量感を養うことですから、3個のおはじきを見てこの量を3というんだとか、その感覚が大切なのです。人間の目が一瞬でとらえられるのはほぼ6までですので、1~6個を一瞬でとらえられるようになったら、計算を始めます。

②5までの足し算引き算をしましょう。

③10までの足し算引き算をしましょう。

②と③の時に、注意することがあります。例えば、+1ばかりを繰り返し計算し、そのあと+2 +3を繰り返し行うという方法は、答えを覚えさせる練習方法です。そうやって育てると、数量感が身につきにくくなります。5までの計算なら足し算もひき算も織り交ぜながら、アトランダムに計算をさせましょう。

③20までの足し算引き算をしましょう。

④20までのくり上がり、くり下がりの計算をしましょう。

くり上がり、くり下がりの計算が上手でない場合は、数量感を伴って計算をしていない結果となります。

小学校に入る前であれば、もう一度数量感を養うおけいこをするほうがいいでしょう。

☆くり上がり、くり下がりの計算を早くできるようにしたい場合は、数量感を身につけたあとパズルクラブオリジナルの計算カードがおすすめです。

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